ヤス・マリーナ・サーキットで行われた2015年F1第19戦アブダビGP決勝を終え、トロロッソのカルロス・サインツとマックス・フェルスタッペンが次のようにコメントした。
【結果】F1アブダビGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント
■カルロス・サインツ「いいシーズンの終わり方ができた」
決勝/11位
「今日はいい1日だったし、すごく厳しいスタートになっていたことを考えれば週末全体を通じて前向きなものだったと言えると思う。金曜日に抱えていた問題をすべて解決することができたし、すごくいいレースをして11位になれたからうれしく思うよ。今日はこれ以上の結果は望めなかったと思う」
「僕たちに何の問題も発生しなければ、こういうレースができるんだってことを示すものだ。僕のルーキーシーズンは前向きな感触とともに終えることができた。今年はいい年だったと思うし、すべてのレースから多くのことを学ぶことができたからね。そしてドライバーとしても成長できたし、今後はいっそう強くなれると思う。今年、懸命な取り組みをしてくれたチーム全員に感謝したいと思う。素晴らしかったよ!」
■カルロス・サインツ「ブレーキミスが痛かった」
決勝/16位
「今日は僕の日ではなかったね。ペースはよかったんだ。特に最初のほうはね。だけど、ターン8に進入するときにタイヤをロックさせてしまい、余計なピットストップをしなくてはならなかったのが残念だった。あそこから僕のレースは妥協を余儀なくされてしまったし、ポイントを取るのも難しいだろうと分かっていたよ。少なくとも、最後の追い抜きを何度か楽しむことができた」
「全体的には素晴らしいシーズンだったよ。僕のルーキーシーズンを本当に楽しむことができたし、力強いパフォーマンスを示すこともできたと思う。このチームはもうすっかり第二の家族のようになっているし、ファエンツァ(イタリア)とビスター(イギリス)のファクトリのみんなにお礼を言いたいと思う」
※フェルスタッペンは12位でチェッカーを受けたが、レース中の接触や青旗振動時の義務違反によりレース後に合計25秒のタイム加算ペナルティーが科され、正式順位は16位となった。