ソチ・オートドロームで行われた2015年F1第15戦ロシアGP決勝を終え、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグが次のようにコメントした。
【結果】F1ロシアGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント
■ルイス・ハミルトン「ニコとレースがしたかった」
決勝/優勝
「今日は本当に感激しているよ。このチームを大きく称賛したいと思う。クルマはレースを通じてすごく感触がよかったし、これこそ僕が常に夢見ているものだ。トップを走っているときでさえ、いい状態をキープしてミスを犯さないようにするのが大変なレースだった。ピットストップは1回だけだったし、タイヤをロックさせず、ダメージを与えないように心がけていたよ」
「今日は大きな挑戦になると感じていたんだ。ニコ(ロズベルグ)とレースをできなかったのは残念だ。それをすごく楽しみにしていたからね。僕のクルマがうまく走ってくれてうれしかったよ。リアウイングが終盤に向けて少しルーズになっていたから、縁石に乗らないようにしてクルマにダメージを与えないようにしていたんだ」
「今の状況を楽しみたいと思うし、この瞬間を大事にしないとね。今年もまだ多くのポイントを取ることが可能だ。コンストラクタータイトルが取れたのはすごく特別な気分だし、このチームの一員として、チームの成功に貢献できたことをすごくうれしく思っている」
「本当に素晴らしい気分だし、表彰台の上からみんなの笑顔を見て、本当に誇らしく思うよ。僕は、自分がたくさんの人々がつながった鎖の一部のように感じている。僕がそういう位置にいられることを誇りに思うし、明日はファクトリーの全員と顔を合わせるのを楽しみにしている。みんなが今年いい仕事をするだろうと分かっていた。だけど彼らは昨年よりも今年もっといい仕事を達成したよ。本当に驚くべきことだ」
■ニコ・ロズベルグ「これからも攻め続ける」
決勝/リタイア
「すごく厳しいレースになることもある。週末に向けてすごく努力をしてきたけれど、結局ロシアをノーポイントで去ることになった。僕にとってはすごく残念な週末になったよ」
「セーフティカーが導入されるまではすべてがうまくいっていたんだ。ところが、僕のスロットルペダルが自分のほうへ向いてしまったんだ。そしてある時点でステアリングを切ることができなくなってしまった。足をかなり上に上げなくてはならなくなり、ひざがステアリングホイールに当たってしまっていたんだ」
「最近の数か月で何度か不運なことが起きたし、それによってルイス(ハミルトン)との戦いが難しくなってしまった。でも、僕はまた立ち直るし、これからも攻め続けるよ」
「僕たちが2年連続で2回目のコンストラクタータイトルを獲得できたのはすごく満足できることだ。だから、ファクトリーの全員にとっていい日になったし、これを達成してくれた全員にお礼を言いたい」
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