【マクラーレン・ホンダ】「直線でのスピードが足りない」ジェンソン・バトン／F1イタリアGP2日目
モンツァ・サーキットで行われた2015年F1第12戦イタリアGP2日目を終え、マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンが次のようにコメントした。
【結果】F1イタリアGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム
■ジェンソン・バトン「決勝ではみんなに抜かれるだろう」
フリー3／14番手
予選／16番手
「予選でのバランスはまずまずだった。だけどクルマはかなりのアンダーステアだったよ。最初の走行はいい感じだったし、通常は路面のグリップも向上するから、フロントウイングを少し調整したんだ。でも、本当に必要な調整量の半分ほどでしかなかったかもしれない」
「まずまずの周回ができたけれど、仮にすべてを完ぺきにこなしたとしても、Q2に進出するために必要なコンマ3秒を縮めるためのスピードがなかったんだ」
「残念だけれど、このレースが僕たちにとっては厳しいものになるのはずっと分かっていたことだ。決勝では、たとえいいスタートが切れたとしても、後ろからスタートする連中を抑えきることはできないだろうね。僕たちには直線での十分なスピードがない。だから、彼らには抜かれてしまうと思うよ」
「明日は僕たちにとってあまりわくわくするようなレースにはならないと思う。だけど、全力を尽くしていくよ。困難な時期にあっても、ファンのみんなはずっと応援してくれてきている。なるべく早いうちに、彼らに恩返しがしたいね」
※バトンは規定数を超えるパワーユニットコンポーネントを投入したことで5グリッド降格ペナルティーを科されたが、ほかのドライバーたちが同様にパワーユニットやギアボックス交換によるグリッド降格となったことで、6日（日）の決勝は15番グリッドからのスタートとなる。
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