フォース・インディアは、かねて製作中と伝えられる2015年型車の改良版を事実と認めた。
今季のVJM08はさまざまな理由により完成が遅れたうえ、ニコ・ヒュルケンベルグとセルジオ・ペレスの両ドライバーは、予選Q1通過さえ厳しい状況に苦しんでいる。
「Q1で予選が終わるのは、つらいものがあるね」とヒュルケンベルグは、上海で話す。「でも仕方がない。最後のラップは速さが足らなかった」
この一週間、2015年型車の「Bバージョン」が製作進行中と報じられているが、5月のスペインGP投入は否定された。
チーム副代表のボブ・ファーンリーは、ドイツ『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌に次のように話す。「われわれは今、「Bバージョン」の開発に全精力を傾けている」
「われわれの予定は、第8戦オーストリアGP(6/19-21)だ」「レース後ただちに2日間のテストが行われるので、タイミングは理想的だ」