スイスのジュネーブで17日(火)にF1委員会が開催されるのに合わせ、フェラーリが将来のF1カーのイメージ画像を公開した。
2月初旬には、F1の意思決定機関であるストラテジー・グループの会合が開かれ、F1の魅力を増すために大音量を発生するパワフルなエンジンや、さらに攻撃的な外観を持つF1カーへと変えていくことに関する話し合いが行われた。
その会議では、レッドブルとマクラーレンが非常に進歩的な外観を持つF1カーの絵を提示し、2016年もしくは2017年に大きくルールを変えることでF1カーの外観も大きく改善することができるというビジョンを示したと伝えられていた。
そして、17日(火)のF1委員会でも同様の議案が検討されることになっているが、フェラーリでは、「そう遠くない将来」のF1カーのアイデアを広く一般に公開したものだ。
フェラーリ公式サイトの有名な「F1コンセプト」のセクションにアップロードされたCG(コンピューター・グラフィックス)による画像には、二層構造のフロントウイングを持ち、ドライバーヘルメットもボディーと一体化された未来的なF1カーが描かれている。
フェラーリではその画像を公式ツイッターアカウントにも「ferrarif1concept」というハッシュタグとともに掲載している。