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マノー、2015年F1復帰に本腰

2015年02月18日(水)6:57 am

マルシャ改めマノーが、2015年F1復帰へのシナリオを描いている。

同チームの機材は管財人によって処分され、英バンベリーの本拠地は2016年にF1参戦を予定しているハースが入居済だ。もはや彼らに未来はないと思われて当然だった。

ところが彼らは先週、不死鳥のように灰から蘇った。

「マノーF1チーム」のウェブサイトが立ち上がったほか、ツイッター(@ManorF1Team)には「Get Ready(準備せよ)」のスローガンが踊る。現在、彼らは破産状態を抜け出すべく動いている。

しかし、これを止めに入ろうとしたのがフォース・インディアだ。マノーが申請した2014年型マシンによる参戦は、彼らによって阻止された。

そんなフォース・インディアに、元ミナルディのオーナー、ジャン・カルロ・ミナルディは怒り心頭となった。ミナルディはいう。「道理に反しているし、スポーツ精神に欠ける行為だ」。これを受けて彼らは、英ディニントンの新基地で2014年型と2015年型の両車両を作業している。

ところでイタリア『Autosprint(オートスプリント)』誌は、マノーが2015年F1世界選手権のエントリー料をFIA(国際自動車連盟)に支払ったと報じている。

「FIAは最終版エントリーリストを発表せず、元マルシャの動きを待っている」と同誌。

「信頼すべき情報筋によると、FIAは今週、マノーのエントリー申請を受けるかどうか決める。その後、重要な話し合いが行われる模様だ」

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