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「メルセデスAMGをとらえるのは無理」とレッドブルのオーナー

2014年05月14日(水)12:49 pm

今シーズンのF1はまだ4分の1を終えたばかりだ。だが、昨年まで4年連続でF1タイトルを獲得してきたチャンピオンチームのレッドブルは、早くも今季のタイトルをあきらめなければならない状況に追い込まれているようだ。

世界的エナジー飲料メーカーのレッドブル社を率いるディートリッヒ・マテシッツは、これまでのところはメルセデスAMGが圧倒的な強さで今季のF1を支配しているものの、レッドブルとしても2014年タイトル獲得をあきらめてはいないと語っていた。

だが13日(火)、マテシッツは一転してドイツの『Bild(ビルト)』紙に対し、「恐らく我々は、メルセデスAMGが持つアドバンテージに追いつくことはできないだろう」と語った。

チーム別ランキングにおいては、メルセデスAMGはすでに2番手のレッドブルに対して100ポイント以上の差をつけて独走している。このことに言及しながら、マテシッツは次のように続けた。

「我々がこのポイント差をひっくり返せるとは思っていない」

「もし我々が再びレースで勝てるようになったとしても、ほかのチームだって同じように十分なポイントを積み重ねていくだろう。だから彼らをトップの座から引きずり下ろすことはできないよ」

だが、マテシッツは、今季のF1タイトルを獲得することになりそうなメルセデスAMGのことをねたましく思うわけにはいかないと次のように結んでいる。

「シーズン前に、我々がメルセデスAMG同様にいい仕事をしていなかったということだ。私はほかの誰かが非常によい仕事をしたんだということを素直に認めるしかないよ」

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