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可夢偉「信頼性さえ取り戻せば期待はできる」

アルバート・パーク・サーキットで開催中のF1第1戦オーストラリアGP、初日フリー走行を終えた小林可夢偉（ケータハム）は次のようにコメントした。

■小林可夢偉（フリー走行1回目20番手／フリー走行2回目21番手）
「両方のセッションで1周だけしかできなかったというのは、当然ながら、シーズンを始める上でいい形ではないことは明らかです。とりわけ、バーレーンのテストでは信頼性がありましたからね。でも、問題の原因は分かっていますし、明日に向けて修理するためにみんな一生けん命に頑張っています」

「僕のクルマの問題は、燃料システムに関するものです。インストレーションラップでは問題なかったんですが、ピットに戻ったときにエンジンカバーの下から少し出火したんです。燃料漏れによるものでした。火はすぐに消し止められましたが、原因を調べたところ、フリー走行2回目へ間に合うように修理することはできないと分かりました。そのため、パワーユニットを取り外すという判断をしました。問題を解決し、明日はちゃんと走るためです」

「こういう形で週末が始まることになってしまったものの、僕は明日（予選）や日曜（決勝）に向けてかなり前向きに考えています。僕たちは小さなチームかもしれませんが、全員がピットレーンにいるほかの誰にも負けないくらい懸命に頑張っていますし、バーレーン・テストと同じレベルの信頼性に戻れば、いい週末にできると思っています」