NEXT...F1開催スケジュール

近日中の2015年F1エントリー決定を期待するハース

2014年03月05日(水)16:19 pm

ジーン・ハースが、来年からF1に自らのチームをエントリーさせることができるのか早く知りたいと待ち望んでいる。

FIA(国際自動車連盟)は先週末までに2015年から新たにF1へ参戦する12番目、あるいは13番目のチームを決定する予定となっていた。

だが、伝えられるところによるとFIAは、カリフォルニアに拠点を置くNASCARチームの共同オーナーであるハースと、フォース・インディアやHRTでチーム代表を務めていたコリン・コレスからの申請内容を精査しており、最終的に決定を延期したという。

『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』の記者であるミハエル・シュミットは、F1最高責任者バーニー・エクレストンが率いるF1の商業権運営会社が、まだ候補チームの計画を完全に分析していないため決定が延期されたとして、次のように書いている。

「エクレストンが承認を与えた場合に限って、申請が受理されることになる」

以前エクレストンが、ハースの2015年F1参戦が認められる「可能性は低い」と発言したことで、ハースはその望みが打ち砕かれるかもしれないとの不安を抱えている。ハースは1月下旬にこう語っていた。

「彼(エクレストン)は、我々が認定を得ることはないと考えている。だから、私のチャンスはそれほど大きくはないだろう」

だが、世界有数の工作機械メーカーであるCNC社や、やはり世界有数の風洞施設であるウィンドシアを所有するハースは、その後パリでFIAの担当者たちと、自身の計画に関する話し合いを行ってきている。

ハースは、ドイツの『Speedweek(スピードウィーク)』に対し、FIAは「我々が何を達成したいと考え、そのためにどのように資金を調達するか、そしてそのための物流体制はどうなっているか」ということを知りたがったと語った。

ハースによれば、FIAは「先週の金曜日(2月28日)に、(最終)決定は後日行われると伝えてきた」という。

「私としては、彼らがそうした情報を入手し、それを評価することで、推薦をしてくれて手続きが進められることになると思っている」

「彼らは正確な日付は言わなかったが、1週間か2週間以内に決定することを期待している」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック