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2014年F1ピレリタイヤ、ドライバーの評価は

2014年02月05日(水)12:30 pm

先週スペインのヘレスでチームやエンジンメーカーが4日間にわたって新車を初めて走らせたかたわら、ピレリも新型F1タイヤをテストした。だが同社いわく、性能を評価するには時期尚早だそうだ。

走行中に破裂を起こしたり、減りが不安定かつ過剰と評されるなど、ピレリにとって2013年は悪夢のようなシーズンだった。

ヘレステストを終え、ドライバーは新型ピレリタイヤについて、どう考えているだろう。ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)の話をきいてみよう。「(2014年型)タイヤは、少しだけよくなっているね」

「より長持ちするんだ。30周走ったあとも減り方はずっと少ない」と、イギリスのテレビ局『Sky(スカイ)』に語るハミルトン。「でもほかのタイヤと同様、相変わらずオーバーヒートするね」

そんなハミルトンのコメントにピレリは異を唱(とな)える。ヘレスでは走り込みが足らず、「まともなタイヤテストができていない」からだ。

『Speed Week(スピードウィーク)』によると、テスト最終日に予定されていたピレリのモータースポーツ責任者ポール・ヘンベリーの記者会見は、ヘレスで十分な収穫を得られなかったとして中止となった。

「今回のテストはタイヤがメインではなかった」

「きたるバーレーンの合同テストでは、彼ら(チーム)も多少、タイヤに時間を割けるはずだ。ヘレスで表面化した問題は、2週間のマシン開発で解消されるだろう」とヘンベリーは語っている。

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