イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』誌が、新たなレギュレーションが適用されることにより、2014年のF1カーのノーズは「アリクイ」に似たような形状になると報じている。
『Autosprint(オートスプリント)』は、F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)によって義務付けられているクラッシュテストを受けた際のケータハムのF1カーと思われる写真を掲載している。
そこには、コントロールプレートと呼ばれる台の上にある、衝撃を加えられた後の2014年型のノーズの映像が映し出されているが、その形状は2014年シーズンのノーズ形状が見た目には美しくないのではないかとの不安を裏付けるようなものとなっている。
『Autosprint(オートスプリント)』の記者であるアルベルト・アントニーニは次のように説明している。
「空力面での理由により、ノーズは(2013年のものより)かなり狭くなっているのが分かる」
「ノーズの位置を高くすることができていたときには、その幅を広くすることもできた。それによってシャシーの下部へ気流を導いていたからだ。だが、今後は幅の広いノーズでは空気の流れを妨げることになってしまう」
アントニーニは、ほとんどのチームがこれと似た「アリクイ」のようなノーズを採用するだろうと書いている。