フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が、プロ・ロードレース・チーム買収の夢を断たれた。
今月上旬、アロンソは、財政難に苦しむスペインのロードレース・チーム、『Euskatel-Euskadi(エウスカルテル・エウスカディ)』のツアー・ライセンスを買い取る方向で交渉が進んでいると発表した。
ところが23日(月)遅く、アロンソは話し合いが物別れに終わったことを明らかにした。自らも熱心なアマチュア・サイクリストのアロンソに、いったい何が起こったのか。
「最後まで努力したが、2014年のサイクリング・チーム所有は不可能になった」と、アロンソは写真付きでツイッターにツイートした。
しかしながら、チーム作りはあきらめないとした上で、2015年に「必要なら白紙状態から」立ち上げると決意のほどを語っている。
「ロードレースへの情熱や協調の精神をもって今後も取り組んでいくよ。これは将来に向けてのはじまりに過ぎない」というアロンソだった。