先日、キミ・ライコネン(ロータス)のマネジャーがレッドブルとの交渉終了を打ち明けたが、レッドブルチーム代表のクリスチャン・ホーナーなら、どのドライバーも可能性のひとつに数えそうだ。
「彼(ライコネン)は、もう誰かと契約を交わしたのかい? だったらしょうがないけど」とホーナーはいう。
「今はどんな可能性も否定しない。我々にどれほどの問い合わせがきたか、みんな知ったら驚くよ」
「レッドブルへの関心の高さは凄(すさ)まじいものがある。だから、何も焦る必要はないんだ。(決定は)それほど先の話じゃないよ。モンツァ(第12戦イタリアGP)か、あるいは自分たちの気持ちが決まった、その少し後か」
一時は、レッドブルの来季シートを確保してセバスチャン・ベッテルのチームメートとなるのは確実と報じられたダニエル・リカルド(トロロッソ)。本人は、シャンパンを抜いてお祝いするにはまだ早すぎると、スパ・フランコルシャンで報道陣に話していた。
「あちら(レッドブル)から何か話が来ない限り、高望みはしないことにするよ」と語るリカルドだった。