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F1タイヤのカメラマン直撃を受け、ピットレーン速度引き下げ

2013年07月23日(火)14:01 pm

F1の統括団体FIA(国際自動車連盟)が、今週末のF1第10戦ハンガリーGPからピットレーンの制限速度を引き下げることを発表した。

これは、前戦ドイツGPの決勝中、マーク・ウェバー(レッドブル)のクルマからタイヤが脱落、そのタイヤの直撃を受けたFOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント)のカメラマンが、骨折などを負って入院したことを受けた対策だ。

これまで、フリー走行では時速60km、予選と決勝では時速100kmがピットレーンでの制限速度になっていたが、今後は週末を通じて制限速度が時速80kmになる。これにより、フリー走行と予選以降の速度差もなくなるため、ピットレーンに立ち入る関係者が予選や決勝でのクルマのスピードになれることもできる。

また、ピットレーンでクルマの作業を行う関係者は、全員がヘルメットなどによる頭部の保護を義務づけられた。なお、既報の通り報道関係者のピットレーンへの立ち入りは禁止され、報道関係者が入れるのはピットウォールのみとなる。

メルボルン(F1オーストラリアGP)、モナコ、シンガポールについては、ピットレーンの狭さなどの事情により、時速60kmの制限速度が今後も維持される。

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