昨年までケータハムのドライバーだったヘイキ・コバライネンが、ルーキーのギド・ヴァン・デル・ガルデと交代するのではないかといううわさについて、コバライネンがこれを否定した。
コバライネンはマクラーレンにも在籍したことのある評価の高いドライバーだが、ケータハムは今年から、チームにスポンサーマネーを持ち込むことができるドライバー2人を選び、コバライネンはシートを失った。
しかし、いい走りの見られないヴァン・デル・ガルデとコバライネンが交代するのではないかといううわさが、最近パドック関係者の間で高まっている。
「誰かがいいレースをできない時にこういう話が出てくるのは、F1ではよくあることだと思うよ」とコバライネンはロシアの『f1news.ru』に語った。
「チームとは何の交渉もしていない。誰かと交代する予定もない。だから、いったいどこから出ている話なのか分からないよ」
「僕は冷静にとらえている。でも、誰かが必要としてくれるなら、もちろん準備はできているよ」とコバライネンは付け加えた。
実際コバライネンは、今もケータハムと仕事を続けている。
「もちろんだ」とコバライネンも認める。「デザイナーやエンジニアと長時間過ごしているよ。全く新しい、すごくいいシミュレーターがあるんだ。今、チームの全精力は2014年に向けられている」
「もちろん僕の目標はレースに戻ることだ。でも現時点である計画は、ケータハムとの仕事を続けて、手助けするために全力を尽くすことだけだ」
「それ以上付け加えることはないよ」とコバライネンは締めくくった。