シルバーストン・サーキットで行われたF1第8戦イギリスGP、トロロッソのダニエル・リカルドは8位、ジャン-エリック・ベルニュはリタイアだった。
【結果】F1イギリスGP決勝、優勝者のタイム、2位以下はギャップ、周回数、ピット回数
■ダニエル・リカルド(8位)
「混戦だったけど、ほとんどの間それなりの位置で走れていたよ。スタートはベストではなかったけど、その分は取り戻すことができた。でも2回のストップ両方でかなり時間をロスしてしまったんだ。レース終盤には良いペースで走れていたけど、最後のセーフティカーが出た時には違った作戦を取っていればもっと良かったかもしれないと思っているんだ。だってその前まではフォース・インディアやフェラーリと同じペースで走れていたんだよ。レース終盤は使い古したタイヤで走っていたから、3度目のタイヤ交換を行った連中に抜かれてしまったよ」
「8位は良い結果だよ。でも僕はもっとポイントを取る機会を逃したと思っているんだ。だって今日はフェラーリより速かったのに、結局レースは彼らの後ろで終えたんだからね。特にタイヤの問題を抱えていたマッサ(フェリペ・マッサ/フェラーリ)に越されたのは残念だったよ」
「タイヤがどうなっているのか全く分からないよ。そこら中でコースアウトしていたし小さなパーツがありとあらゆる所に散らばっていたんだ。少し危険だから調査する必要があると思うよ。僕自身のタイヤの減りは普通と変わりなかったけどね」
■ジャン-エリック・ベルニュ(リタイア)
「スタートに失敗して、全体的なパフォーマンスを下げてしまったから、次への反省事項だね。とは言っても、タイヤのトラブルがあったから(スタートに成功しても)大して違いはなかったかもしれない」
「何が起こったかは分からない。警戒すべき異変も感じなかったのに、ブレーキング中にいきなりパンクしてしまったんだ。なんとかピットまで戻って、新しいタイヤを履いてレースに戻ったけど、すぐにチームはマシンが深刻なダメージを負っていると知らせてきた。そして今度は僕にもその感触があった」
「その後マシンはとても運転しづらくなって、最終的にチームが僕をリタイアさせることを決めたんだ。もう続けるのは無意味だったからね。危険だったとは思わないけど、こんな問題がチームの週末すべての努力を水の泡にしてしまうなんて残念だよ。とてもがっかりしているし、(タイヤの問題は)近い内に必ずどうにかしなくてはいけないと思うよ」
「結果だけを見れば忘れたいレースだけど、マシンも速いし、今後のレースの上位争いにも絡んでいける力があるということを証明できたと思うよ」
【順位表】F1イギリスGP終了後ランキング
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