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ピレリ、改良タイヤの導入には全チームの同意が必要

F1公式タイヤサプライヤーのピレリは、来月末にシルバーストンで開催されるF1第8戦イギリスGPで変更を加えた新しいタイヤを導入したいとしているが、そのためには全F1チームの合意を取り付ける必要がある。

F1公式タイヤサプライヤーのピレリは29日（水）に声明を出し、来週末に開催されるカナダGP（6月9日決勝）の金曜フリー走行において修正されたタイヤでの走行を行うと発表。それは「新たなタイヤが導入される前に一定のテスト時間を設けるため」であると説明していた。

「チームやドライバーからフィードバックを受けた後、新たな仕様のタイヤはイギリスGPで導入されることになる」、とピレリは付け加えている。

だが、ピレリの広報担当者は、カナダでテストを行うにせよ、そのタイヤを実戦に投入するためには依然として全チームの合意が必要となることを認めている。

その女性広報担当者は、次のように語った。

「（カナダでのテストは）すべてのチームにテストのチャンスを提供するものですし、全チームからの合意が得られることを望んでいます」