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メルセデスAMGが優勝候補

2013年05月14日(火)10:45 am

次戦のF1モナコGP(5月26日決勝)の優勝候補は、メルセデスAMGだ。

メルセデスAMGは、第5戦F1スペインGPで、予選では圧倒的な速さでフロントローを独占した。しかし、決勝ではタイヤを酷使して傷め、次々と順位を落として、結局ポールポジションからスタートしたニコ・ロズベルグが6位、2番手スタートだったルイス・ハミルトンはポイント圏外の12位に終わった。

チームの共同オーナーであるトト・ヴォルフはレース後に、親会社であるダイムラーのCEOディーター・ツェチェとともに「本当に胸が痛む」思いだったと語った。

しかし、モナコではまったく違う状況になるかもしれない。

「メルセデスAMGがモナコで勝つ可能性は大きいと思う」とスイス人の元F1ドライバー、マルク・スレールは話している。

「モナコでは、一番前からスタートする者なら誰にでも、勝利する可能性もある」

「それにあそこでは、リアタイヤの性能劣化がこれほど大きな問題にはならないだろう」とスレールが話したと『Speedweek(スピードウィーク)』が伝えている。

スペインGPで優勝したフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は、この予想について聞かれ、こう答えた。「そうだね、間違いない」

「(メルセデスAMGは)この3戦でポールポジションを獲得しているし、去年もミハエル(シューマッハ/当時メルセデスAMG)が予選で最速だった。だから、モナコでポールじゃなかったら意外だよ」

「それに、モナコでは追い抜きがしにくい。だから、もっと長くいい位置を維持できるかもしれない」とアロンソは警戒している。

スペインGPで2位のキミ・ライコネン(ロータス)も同じ考えだ。「残念だけれど、メルセデスAMGはあそこでかなり速いと思う。そうなったら、追い抜きは難しい」

「だから、去年の彼らの結果やここでの結果を考えれば、モナコでも速いだろうと予想できる」とライコネンは話した。

ロズベルグは、『DPA通信』に次のように語っている。「予選では僕たちはすごくいい。だから(モナコでも)一番前に近づける可能性はすごく高い。あとは後続を抑え続けられることを願うよ」

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