フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は、12日(日)に母国で開催されたF1スペインGPで優勝を飾り、ドライバーズランキング首位のセバスチャン・ベッテル(レッドブル)との差を大きく縮め、母国の観客を熱狂させた。
アロンソは、タイヤの摩耗に苦しめられたベッテルよりも3つ前でゴールしたことで、スペインGPの前には30ポイントに開いていた差をここで一気に13ポイント縮め、17ポイント差にまでもってきた。
アロンソは、スペインGPの表彰台の上で次のように話している。
「まだやっと5レースが終わったところだ。これまで浮き沈みもあったけれど、トップレベルのクルマと争えるだけのクルマがあることはわかっている」
「もし、僕たちがうまくやり続けさえすれば、タイトル争いができるはずだ」
一方、開幕戦の勝者であるロータスのキミ・ライコネンもここまで非常に安定したレースを展開しており、第3戦中国GPから連続3レースで2位となり、ポイントリーダーのベッテルにわずか4ポイント差の2位につけている。