ドイツからの報道では、F1チームは8日(水)、実車による走行テスト増加の可否で投票を行った。話の出どころはマクラーレンのマネジング・ディレクター、ジョナサン・ニールだという。
以前から厳しいテスト規制に反対の姿勢をみせているフェラーリ。ニールは、そのフェラーリから4チームが緩和に賛成だと聞きつけている。
ニールは以下のように語ったとされる。「マシンが準備OKで、窓の外にテストコース(フィオラノ)が広がっていれば、誰だってガレージのシャッターを開けてドライバーを送り出したくなるだろうね」
もっとも、マクラーレンが緩和に反対なのはニールの言を待つまでもない。数年前、主に経済的な理由からテスト禁止の規則を導入したのは「それなりの事情があったから」と、ニールは次のようにいう。
「当時から状況は何ら変わっていないんだ」