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ピレリ、タイヤトラブルの原因をつかめず

F1バーレーンGPでルイス・ハミルトン（メルセデスAMG）のタイヤ表面が走行中にはがれたことを受け、ピレリ製タイヤの安全性に疑問が集まっている。

バーレーンGPではフェリペ・マッサ（フェラーリ）も2度のタイヤトラブルに見舞われたが、こちらはタイヤのパンクであったことが後にわかった。

しかし、ハミルトンのタイヤに起きたトラブルの原因はいまだ調査中だ。危険な事態に発展しかねないトラブルであるため、タイヤの安全性に懸念が広がっている。

「当初考えられていたような路面のゴミが原因だと、ピレリは言いきれないようだ」と『Mirror（ミラー）』のベテラン記者バイロン・ヤングが伝えた。

ヤングによると、ハミルトンの壊れたタイヤはミラノにあるピレリの本社へ運ばれ、念入りな調査が行われているという。

タイヤが壊れるほど劣化した原因については、高温なバーレーンで劣化しやすいピレリタイヤを扱うには、ハミルトンの運転がタイヤに厳し過ぎたとする声もある。

ピレリのポール・ヘンベリーは調査についてこう話している。「どうしてこのようなことが起きたのか明確にわかっていないため、ハミルトンのタイヤをしっかりと調べなくてはならない」

「バラバラになった破片をすべて研究所での解析に回すつもりだ」

「当初考えられていた原因が合っていたとわかるか、または何らかの対策や変更を迫られるのか、この調査で明らかになるはずだ」