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F1開幕前の秘密会議でペナルティー削減が合意

2013年04月24日(水)10:07 am

23日(火)にドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が伝えたところによれば、今シーズン開幕前に行われていた「秘密会議」で、2013年シーズンにはレースでの見どころを増し、より面白くするために、F1レースの競技委員たちがあまりペナルティーを出さないようにすることが合意されていたという。

その会議にはF1を統括するFIA(国際自動車連盟)の会長であるジャン・トッドとともに、3年連続でF1チャンピオンとなったセバスチャン・ベッテル(レッドブル)を含むドライバーたち、チーム代表者たち、そしてチャーリー・ホワイティングを長とする競技委員たちが参加していたとされている。

「気づいていただろうか?」と記者のミハエル・シュミットはつづっている。

「ペナルティーを受けるドライバーはかなり減っている」

シュミットによれば、その会議の結果として、ドライバーたちにさらにリスクを負って白熱したホイール・トゥ・ホイールの戦いを展開させるように、コース上での接触などに対してペナルティーを適用する際には、これまでよりもかなり大目に見ることになったという。

さらに、シュミットは、今シーズンここまで、かなりの事案が発生しているにもかかわらず、ドライブスルーやグリッド降格ペナルティーを受けるドライバーが「驚くほど少なくなっている」ことは否定できないとし、次のように続けた。

「そのことが、レースをより面白くしている」

「ドライバーたちが自信を持っているのが感じられるだろう。バーレーン(4月21日決勝)で見られたような、最後まであきらめずにホイール・トゥ・ホイールの戦いをする姿は、以前はあまり見られなかった」

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