マクラーレンのタイトルスポンサーを降りる、ボーダフォンに代わり、新たにジレットの名がタイトルスポンサー候補に浮上した。
F1関係者の間は、今年で撤退するボーダフォンから、来年は、セルジオ・ペレス(マクラーレン)のスポンサーでメキシコの大富豪カルロス・スリム率いる通信企業テルメックスに代わるとの見方が大勢を占める。
「今年はテルメックスの文字が見られなくて寂しいよ。チームはまだボーダフォンとの契約が残っているからね」と、ペレスは18日(月)に話していた。
「また僕のマシンに青いテルメックスのロゴを見たいな」
ところがドイツ『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌は、テルメックスとは異なる企業の存在を報じている。
来季マクラーレンのタイトルスポンサーとして新たなうわさに上ったのは、アメリカに本社を持ち、安全カミソリで国際的にビジネスを展開するジレットだ。
ブラジルでもシェア1位のジレットは、以前ロータスやウィリアムズに乗っていた元F1ドライバー、ブルーノ・セナを支援していた。
マクラーレンは次のタイトルスポンサーを今季F1終了後の12月に発表するとしており、すでにタイトルスポンサーが決定しているとの報道もある。