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2014年のF1エンジン規定に興味を持つザイテック

2013年03月18日(月)11:28 am

大幅にエンジン規格が変更となる2014年からの参入を真剣に検討しているメーカーがまた新たに現れた。

規格変更に伴い、ホンダが復帰して、マクラーレンと2015年から組むという話は既にパドックでは公然の秘密となっている。

しかし、現在マルシャにエンジンを供給するコスワースが今シーズンをもって撤退を表明しているため、現時点で供給が決まっている来年のV6ターボエンジンのサプライヤーはメルセデス、ルノー、そしてフェラーリの3社のみだ。

4社目として名前が挙がっているのは、イギリスのエンジニアリング会社のザイテックだ。

ザイテックはハイブリッドの分野で業界をリードしており、オートGP、ル・マン、ルノー・ワールド・シリーズに参戦し、2009年にはメルセデスのKERS(運動エネルギー回生システム)開発にもかかわった。

同社は公式ツイッターで、2014年のF1エンジン規格を詳細に読み込んでいると明かし、「現時点では多くを話すことはできない」としたものの、「もしかしたらエンジン全部を作ってしまうかもしれない」と付け足した。

「もちろん、すべての必要な技術と経験は持っているが、(規格が)リセットされるから新参者にとって大きなチャンスになる」

「大きな仕事で、基本的なコンセプトから競争できるパッケージにするまでにかなりの資金が必要になるだろう」と、意欲を見せるものの、参入への障壁は大きいことをほのめかしている。

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