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オーストラリアGP、ナイトレース開催案にF1界から支持の声

オーストラリアGPをシンガポールのようなナイトレースに変更する案を支持する声がF1関係者から出ている。

ナイトレースにすることで、視聴者の多いヨーロッパに放送時間を合わせることができるため、F1最高責任者のバーニー・エクレストンは、以前からこの案を熱心に支持していた。しかし、開催地メルボルンがあるビクトリア州政府は拒否し続けている。

現地では、開催時間はおろか、グランプリの開催そのものが議論の的になっている。現在2015年までの契約があるものの、反対派は納税者がコストを負担することは容認できないとしており、州政府も2015年以降の契約延長について名言を避けている。

最近エクレストンはこう話していた。「メルボルンにはこの先もずっと行ければと願っている。少し批判を受けているが、なぜだか私には分からないね」

2013年のF1開幕戦オーストラリアGP（3月17日決勝）まで2週間を切ったが、ここに来て地元紙『Herald Sun（ヘラルド・サン）』は、F1の“大物”がナイトレースを支持しているとして3人の関係者のコメントを紹介している。

2008年のワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトン（メルセデスAMG）は、通常の昼間のレースとナイトレースとを隔年で交互に開催する案を支持すると話している。

「変化があるほうがいい。毎年同じだからね」

オーストラリア出身のダニエル・リチャルド（トロ・ロッソ）も同意見だ。「いい妥協案に思えるね」

チャンピオンチームのレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーもナイトレースを支持している。「メルボルンでのナイトレースは、視聴率がどこから来ているかを考えれば、面白いかもしれない」