ベネズエラの大統領ウゴ・チャベスの死去によって、国からの支援を受けているパストール・マルドナード(ウィリアムズ)の将来に暗雲が立ちこめている。
マルドナードは、PDVSA(ベネズエラ国営石油会社)からスポンサーを受けており、昨年、チャベス大統領の再選が決まった際には安どの言葉を口にしていた。
「民主主義万歳!」とマルドナードはツイッターで、個人的にも親しいチャベス大統領の再選を祝っていた。
しかし、58歳のチャベス大統領は、この数年間がんの闘病を続けていた。大統領の死去によって、ベネズエラでは30日以内に大統領選挙が行われる。
5日(火)、マルドナードは、チャベス大統領の死去を受けてツイートした。「ビバ、チャベス」
「ベネズエラ人全員と共に深い悲しみの中にいる」
大統領の死去が公式に発表される数時間前に、ベネズエラのニコラス・マドゥロ副大統領は、チャベス大統領の暗殺を計画したとしてアメリカを非難していた。
アメリカ政府のスポークスマンは、この主張を「馬鹿げている」と一蹴している。