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トタル、2013年F1でもグロジャンを全面支援

フランスの石油企業トタルは、2013年もロメ・グロジャン（ロータス）を全面支援する。『GP UPDATE』が伝えた。

グロジャンは今季ロータスから初のF1フル参戦を果たしたが、序盤戦から優勝争いを繰り広げる一方、スタート直後に他車と接触するなどのクラッシュが目立ち、出場停止処分も受けた。そのため、F1ドライバーとしての資質を問う声も大きく、契約延長の正式発表が遅れ続けた。

ザウバーを今季限りで放出されることが決まっている小林可夢偉（ザウバー）もロータスと交渉しているとみられていたが、ロータスはグロジャン残留を選択。グロジャンを支援するトタルの広報担当上級副社長ジャック・エマニュエル・ソルニエは、次のように『GP UPDATE』へ語っている。

「トタルは、喜んでロメ・グロジャンのF1キャリアを2年連続で支援する」

「これは、7年前から彼とわれわれが築き上げてきた信頼関係の新しい一歩だ」

「才能ある若者を支援し、パフォーマンスと能力の追求を後押しすることは、われわれにとって重要な使命である」

トタルは、グロジャン個人を支援するだけではなく、ロータスのスポンサーにもなっている。これがグロジャン残留にとって大きな要素になるとも言われていた。