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ROC国別対抗戦決勝まで進出したグロジャン「次は表彰台の真ん中を狙う」

15日（土）に行われたROC（レース・オブ・チャンピオンズ）の国別対抗戦で、決勝で敗れはしたものの、フランスチームもまたこの夜は素晴らしい活躍を見せた。グループトップの成績で進んだ準決勝では、ル・マンで8度の優勝を誇るトム・クリステンセン（デンマーク）と、今年を含めMotoGP（2輪の世界選手権）で4度タイトルを手にしたライダーであるホルヘ・ロレンソ（スペイン）で構成されたオールスターズチームを2対0で下して決勝進出を決めていた。

・【関連写真】レース・オブ・チャンピオンズの様子

レース後、グロジャンは次のように語っている。

「ドイツチームとの戦いが今日一番難しいものになることはわかっていた。でも、手にしたクルマで出来る限り戦ったよ。去年は準決勝まで残り、今年は決勝まで進めた。次は表彰台の真ん中を狙うよ。ドイツチームは来年また7回連続優勝を狙ってくるだろうけど、僕たちは初優勝を目指したいね。今日は青、白、赤で彩られたフランス国旗を決勝まで導くことができてうれしく思っている」

昨年、ROC個人戦で優勝し、チャンピオンの中のチャンピオンという称号を手にしたオジェも次のように続けた。

「まず、ドイツチームにおめでとうと言いたい。6年連続で優勝というのはすごいことだよ。僕たちもベストを尽くしたけれど、彼らはとても強かった。次はもっとうまくやりたいね。まずは明日の個人戦でタイトルを守るために最善を尽くしたいと思うけれど、厳しいレースになることはわかっている」