マーク・ウェバー(レッドブル)が、2013年にはチームメートを打ち負かそうと考えているようだ。
ウェバーのチームメートとはもちろん、今シーズンにおいて史上最年少で3年連続F1チャンピオンに輝くという偉業を達成したセバスチャン・ベッテル(レッドブル)のことだ。ベッテルは今やニキ・ラウダ、アイルトン・セナ、ジャッキー・スチュワートといった往年の名ドライバーたちと肩を並べるほどのドライバーであると評されている。
だが、ベッテルと同じクルマに乗るウェバーは、自分よりも11歳も若いベッテルに対してまだ降参するつもりはないようだ。
ウェバーは、最近になって『Fox Sports News(フォックス・スポーツ・ニュース)』のインタビューに答え、ベッテルの「サポート役に回る」つもりはないとし、まだ25歳のベッテルとも対等に戦えると主張している。
「セバスチャン(ベッテル)の強みは予選にあるんだ。今年は10回か11回は彼にやられたよ」
「2つのレースでは僕のほうが(予選で)圧倒的なペースで彼を抑えた。それで何かが得られたわけじゃないけれど、チームは僕が1周以上にわたってそれを続けることができるんだと示したことも分かっているよ」