ケーターハムは、2013年シーズンからシャルル・ピック(現マルシャ)が加入することを正式に発表した。ピックが移籍に向けた心境を語っている。
シャルル・ピック
「来シーズンからケーターハムF1チームへ移籍することが決まり、とても誇りに思っている。そしてケーターハムとともに、何年にもわたって成功のシーズンを送ることをとても楽しみにしている」
「ケーターハムは、ルノーやトタルをはじめ、フランスを代表する世界的企業の多くと技術面で提携を結んでおり、EADS(欧州航空防衛および宇宙会社)のオフィシャルパートナーでもある。このようなチームで今後も成長を続ける機会を持てて、とても興奮しているよ」
「ここ数カ月のあいだに株主たちが行った投資や決定から見てとれるように、チームには将来に対する明確で偉大な野心がある。このチームには、成功を手にするために前進し続ける意志があるんだ」
「ケーターハムがルノーと共に一般大衆向けスポーツカーの製造を目指していることも、移籍を決定づける判断材料になった。今回、僕の夢の実現に向けて尽力してくれたケーターハムのチーム代表トニー・フェルナンデスと副チーム代表のカマルディン・ビン・メラヌンに感謝したい」
「たくさんの可能性を秘めたチームで僕にとって2年目となるF1シーズンを迎えられることに、とても興奮している。ケーターハムは前をいくライバルたちと勝負するためのすべてを兼ね備えている。成長し続けることに迷いがないチームで、グリッドの位置を少しでも上へ押しやるために、自分に課せられた役割を果たすことが今から待ち遠しい」