レッドブルのマーク・ウェバーは、ヤス・マリーナ・サーキットで行われたF1アブダビGP決勝を3番手からスタートしたが、17周目にマシントラブルによりリタイアとなった。
マーク・ウェバー
「チームがコンストラクターズ選手権(チームランキング)3連覇なんて、本当に素晴らしいよ。チームが成功し始めたころ、3年連続でタイトル獲得なんて誰も想像していなかった。だからここ数年で残した結果は実に驚くべきものなんだ。今シーズンの選手権は、さまざまな理由からおそらく1番厳しいものだったと思う。当たり前の結果? チームによる真の努力があったのさ」
「今日はオルタネーター(発電などを行うパーツ)に問題が生じてクルマを止めざるを得なかった。バッテリー圧の低い状態が数周続き、ギアボックスの不具合に続いてKERS(運動エネルギー回生システム)を失った。明らかにバッテリーに何かが起きていた」
「そこそこのスタートができて、ルイス(ハミルトン/マクラーレン)といいバトルができていただけに悔しいよ。僕たちのクルマはいくつかの問題を抱えていた。たとえ問題があるってわかっていても、そのまま走り続けてなんとかしようとしていたんだけどね。でも、レースを終えるしかなかったよ」