フォース・インディアのドライバー変更を予想するジョーダン
来シーズン、フォース・インディアはドライバーを1人交代させることになるだろう。こう予想したのは、フォース・インディアの前身であるジョーダン・グランプリの創設者エディ・ジョーダンだ。
ルイス・ハミルトン（マクラーレン）のメルセデスAMGへの移籍やミハエル・シューマッハ（メルセデスAMG）の引退などの予言によって、ここ最近注目を集めているジョーダン。そんなジョーダンが、現在フォース・インディアのドライバーを務めるニコ・ヒュルケンベルグとポール・ディ・レスタの2人に関してこう述べた。
「どちらか一方がチームを離れることになるだろう」
現在のところ、ヒュルケンベルグはザウバー入りがうわさされており、またドイツメディアにおいてはかつてフォース・インディアでドライバーを務めたエイドリアン・スーティルの再起用説が持ち上がっている状況だ。
ロータスのオーナーであるジェニイ・キャピタルのCEOエリック・ルクスに対する傷害事件によってシートを失ったという経緯のスーティルだが、スーティルのマネジャーを務めるマンフレッド・ジマーマンがドイツ紙『Auto Bild（アウト・ビルト）』に対して次のように話した。
「スーティルがドライバー市場に出ていることをフォース・インディアは知っている」
「われわれはお互いのことを十分理解しているんだ」
スイス紙『Blick（ブリック）』は、スーティルにはドイツの電気メーカー「メディオン」と同じくドイツの飲料メーカー「カプリ・サン」という2つのビッグスポンサーがついていると報じた上で、これはフォース・インディアからのF1復帰を目論（もくろ）んでいるセバスチャン・ブエミにとって良くないニュースになるだろうと付け加えている。
当のフォース・インディアは両ドライバーの残留を望んでおり、チームディレクターを務めるボブ・ファーンリーはイギリス紙『Sun（サン）』に対して次のように述べた。
「われわれは彼らに対してこちら側のオプションを伝えている。現在は返答猶予期間中だ」
「もしも変更があった場合には、適宜対応するつもりだ」
