ザウバーの小林可夢偉は、マリーナ・ベイ・ストリート・サーキットで行われたシンガポールGP決勝を17番手からスタートし、13位になった。
小林可夢偉
「タイヤがスピンしてしまって、最悪のスタートでした。でもその後は特にこれといったできごとも起こらず、しばらく走行していました。前をうかがえるような位置でもありませんでしたし、実際にクルマには追い抜けるだけのスピードがありませんでした」
「2回目のセーフティーカーの後、十分なスペースがなく、ニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)との接触は避けられませんでした。僕的にあれはレーシングアクシデント(どちらにも非のない、避けられない事故)です。レース後ニコに会った時、向こうからごめんと謝ってきましたし。明らかに彼のクルマはオーバーステア(クルマが曲がりすぎてスピンしやすい状態)でした。あの接触で僕はフロントウイングを失い、予定外のピットストップとなりました」
「今回は僕たちにとってよい週末ではありませんでしたが、日本GP(10月7日決勝)には絶対に強くなって戻ってくると確信しています」