フェラーリのフェルナンド・アロンソは、モンツァ・サーキットで開催されたイタリアGPフリー走行3回目で、15周を走行し、ベストタイムは1分24秒579で2番手。予選ではQ3で1分25秒678を記録して10番手となった。
フェルナンド・アロンソ
「今日はポールポジションだって取れるはずだと思っていたのに、結果は10番手だ。本当にがっかりだよ。クルマはすごく調子がよかったんだけど、こういうことも起こるんだよね。こんな感じのことが起こったのは15年ぶりくらいじゃないかな。でももう過ぎたことだし、いまさら泣き言を言っても仕方ないね」
「トラブルは明日までには直るだろうけど、当然ながら、この結果によってレースに関しては状況がまるっきり変わったね。直接的なライバルたちに対するポイントリードを広げられるチャンスがあると思っていたけど、今では、少なくともそのうちの何人かは僕よりも上位でレースを終えることになりそうだからね」
「ここ2日の間に発生したトラブルは、僕たちがクルマの開発を早めたこととは関係ないと思うよ。だって、今回のトラブルは僕たちが力を入れているパーツとは関係がないからね。明日は多分直接的なライバルたちのうち何人かの前には出られると思うし、頑張って、取れる限りのポイントを取りたいと思う」
「こうしたトラブルも起こり得るものだと受け入れるしかないけれど、実際に起こってしまったときには、最初は失望感に襲われるよ。そうは言っても、まだ決勝ではなくて予選だったのは不幸中の幸いだね。もし決勝だったらもう取り返しがつかないわけだから。中団からスタートするリスク? 今のポイントランキングを見れば、ほかのドライバーのほうがもっと、もしまたノーポイントで終わったらどうしようと心配しなくてはならないんじゃないかな」