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F1第13戦イタリアGPフリー走行3回目、詳細レポート

2012年09月08日(土)19:28 pm

2012年F1第13戦イタリアGPが9月8日(土)、モンツァ・サーキット(1周/5.793km)で2日目を迎え、現地時間11時(日本時間18時)からフリー走行3回目が行われ、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)がトップになった。

F1第13戦イタリアGP金曜 写真ギャラリー

セッション開始時の天候は晴れ。気温25℃。路面温度は33℃。セッションが始まると、各車が一斉にコースイン。システムチェックなどを行うインストレーションラップへ向かった。

その後、開始約10分でニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)が本格的な走行を開始。これに続いてほかのドライバーも続々と走行を開始した。開始から約20分が経過した段階のトップは1分25秒508を記録したセルジオ・ペレス(ザウバー)、2番手ブルーノ・セナ(ウィリアムズ)、3番手キミ・ライコネン(ロータス)。

しかし、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)が1分25秒165を記録してトップタイムを塗り替えた。また、ジェンソン・バトン(マクラーレン)も2番手につけており、マクラーレンの1-2体制になっている。この段階で小林可夢偉(ザウバー)は、1分25秒831を記録して9番手につけている。一方、ミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)に対してチーム側は、KERS(運動エネルギー回生システム)が使えない状態になっていると伝えた。

開始約30分、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が1分25秒186を記録して2番手に浮上。第1セクターで自己ベストタイムを記録し、第3セクターでは全体のベストタイムだった。その後、アロンソがさらにタイムを更新、第1セクターと第2セクターで自己ベストを記録すると、第3セクターでは再び全体のベストタイムを記録し、1分24秒632でトップになった。

ガレージでは、フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモーロとマクラーレン・グループ会長のロン・デニスが会話する姿も。お互いにスーパーカーを販売していることもあり、ヨーロッパや中国の市場について話していた。

モンツァは、クルマを地面に押しつけるダウンフォースを少なくして走るコース。そのため、ブレーキングで止まりきれず、シケインをショートカットしてしまうクルマがこのセッションでも多い。

セッションが残り約10分になると、各車がソフト側のタイヤでコースイン。残り約5分になった段階で、アロンソが自身のトップタイムをさらに更新、第2セクターで自己ベスト、第3セクターでは全体のベストタイムを記録しながら1分24秒579を記録した。その直後、ハミルトンが1分24秒578を記録してトップへ。一方、前日に低迷していたセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が、セッション終了直前になってコース脇にクルマを止めてしまった。

結局、ハミルトンがトップのままセッションは終了。ハミルトンとアロンソのタイム差は、わずか1000分の1秒という接戦だった。初日はトラブルに見舞われていた可夢偉は、1分25秒689を記録して15番手、チームメートのペレスは1分25秒160で7番手だった。

【結果】F1第13戦イタリアGPフリー走行3回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
F1第13戦イタリアGPフリー走行3回目の結果

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