ヘイキ・コバライネン(ケーターハム)が、空力面での大幅改良の必要性を説いている。
2010年のデビュー当時から比べると、ケーターハムの走りは大きく向上しているように見える。しかし、マクラーレン所属時代に優勝経験もあるコバライネンは、2013年はより速く走れるチームでの活躍を望んでいると言われる。
コバライネンの母国フィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』のまとめによると、コバライネンはルノーとマクラーレン所属時代には4回表彰台に乗ったが、2010年のケーターハム(旧ロータス)移籍以来、13位を4回経験したものの、12位以上の順位には入れていない。
2012年シーズン開幕前にはコバライネンのザウバー移籍が騒がれたが、コバライネンはケーターハムの2013年に向けた計画をすでにかいま見ていると話す。
「この計画は空力面に大きく力を入れているんだ」
「クルマ全体にこれほど大きな影響を及ぼす分野は(空力以外に)ないからね。空力面を大きく向上させる必要があるよ」と語るコバライネンだが、移籍のうわさは依然として残っている。