イギリスのシルバーストン・サーキットで行われたWEC(世界耐久選手権)第4戦の6時間レースでは、アウディのハイブリッド搭載1号車R18 eトロン・クワトロがトヨタの7号車TS030ハイブリッドとの戦いを制して優勝した。
予選ではアウディ1号車がポールポジションを獲得したものの、決勝ではアウディ1号車、トヨタ7号車、ハイブリッド非搭載のアウディ2号車が後続を大きく引き離して優勝を争う展開に。しかし、アウディ1号車の方がトヨタ号車よりもピットストップの間隔を長くすることができ、結果としてトヨタ7号車はアウディ1号車よりもピットストップの回数が増えてしまった。
これにより、アウディ1号車が優勝。トヨタ7号車が2位、アウディ2号車が3位となった。女性ドライバーの井原慶子が所属するガルフレーシングの29号車はクラス11位になっている。
次戦は9月15日(土)にサンパウロで6時間レースの決勝が行われる。