チームメートの負傷により、WEC(世界耐久選手権)第4戦シルバーストンではチーム体制を再編し、1台体制で臨んだ井原慶子(ガルフレーシング)。決勝では、スポット参戦を除いたWEC参戦車両中5位入賞を果たした。
普段は2台体制で戦うガルフレーシングだが、複数のチームメートが負傷した影響から、今回は29号車1台での参戦となった。フリー走行から度重なるトラブルに悩まされたものの、総合18位でゴール。WEC参戦車の中ではクラス5位に入り、見事入賞を果たしている。
レース後に井原は、次のようなコメントを残した。
「フリー走行、予選とオルタネーターやギアボックスの問題が続出し、非常に難しい状況ではありましたが、あきらめずにチーム一丸となって取り組み、無事完走することができました」
「私自身体調があまりよくなかったので、2時間のスティントを走破するのに非常に苦しかったですが、日本から応援してくださっている方々の声を思い出しながらなんとか乗り切ることができました」
「完走し、LMP2クラスWEC参戦車両の中で5位になったことを聞かされ、問題が多い車と体調不良の中乗り切ることができ自信になりました。次戦ブラジル戦もさらに開発を進めて入賞したいと思います。今後ともどうぞ応援よろしくお願いします」