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F1第11戦ハンガリーGPフリー走行1回目、詳細レポート

2012年07月27日(金)18:53 pm

2012年F1第11戦ハンガリーGPが7月27日(金)、ハンガロリンク(1周/4.381km)で開幕。現地時間10時(日本時間17時)から90分間、フリー走行1回目が行われ、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)がトップになった。

セッション開始時の天候は晴れ、気温26℃、路面温度は34℃。セッション開始と同時に各ドライバーが続々とコースイン。システムチェックのためのインストレーションラップを行った。

開始約20分、まずタイムを出したのはヘイキ・コバライネン(ケーターハム)。タイムは1分29秒977だった。続いてキミ・ライコネン(ロータス)もタイム計測を開始。ライコネンは1分27秒345を記録し、その後もタイムを更新しながら周回を重ねている。また、これをきっかけに、ほかにも多くのドライバーが走行を開始した。

開始約35分、ジェンソン・バトン(マクラーレン)が1分24秒137を記録してトップタイムを更新した直後、チームメートのルイス・ハミルトンが1分23秒941を記録。これでハミルトンがトップになった。ハミルトンとバトンはその後も交互にトップタイムを更新しながら周回。ハミルトンは1分22秒821までタイムを縮めたところでガレージへ。バトンも1分23秒199までタイムを更新してガレージへ戻った。ハミルトンがトップ、バトン2番手でマクラーレン勢の1-2体制になっている。

開始約50分、フォース・インディアの控えドライバー、ジュール・ビアンキを除く全ドライバーがすでにタイム計測を開始。トップはハミルトン、2番手バトン、3番手にはミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)がつけている。このコースはブレーキに厳しいコースだが、このセッションではブレーキングでバランスを崩すクルマや、ロックしてしまうクルマが多い。

開始約60分、依然としてハミルトンがトップ、2番手バトン、3番手シューマッハのまま。すでにビアンキもタイム計測を開始している。また、パストール・マルドナード(ウィリアムズ)が10コーナーでコースオフ。砂利が敷きつめられたグラベルまで飛び出したが、無事にコースへ戻って走行を再開している。

前戦ドイツGPのフリー走行に引き続き、このセッションでもロータスはダブルDRSのテストを行っているようで、ライコネンがガレージへ戻るとスタッフがガレージ入り口に並び、ガレージ内のクルマや作業の様子を見えないようにしている。また、セッション終盤になってもコーナーで飛び出すクルマが多い。多くのクルマが4コーナーで飛び出していた。

結局、マクラーレン勢がセッション中盤に記録したタイムを上回るドライバーは現れず、ハミルトンがトップでマクラーレン勢の1-2でセッション終了。小林可夢偉(ザウバー)は1分24秒394を記録して12番手。チームメートのセルジオ・ペレスは1分24秒268を記録して10番手になっている。

【結果】F1第11戦ハンガリーGPフリー走行1回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
F1第11戦ハンガリーGPフリー走行1回目の結果

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