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レッドブル、メルセデスAMGに似た空力システム導入へ

2012年07月26日(木)2:21 am

レッドブルが、車体内側に空気の通り穴を設けてダウンフォースを稼ぐ、「ダブルDRS」と呼ばれる空力システムを導入するかもしれない。スペインの『AS』が報じた。

メルセデスAMGが最初に始めたこのシステムは、次にロータスが取り組んでおり、ドイツGP初日のフリー走行でキミ・ライコネンがテストしていたとみられる。

DRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)とは、リアウイングの角度を変えることにより空気抵抗を減らすもの。追い抜き増加を目的として昨年から導入された。メルセデスAMGが開発したダブルDRSは、DRSの作動時のみリアウイングに空気の取り入れ口が現れ、そこから取り入れた空気をフロントウイングから放出することで、フロントウイングの空気抵抗も削減する。

ロータスは、ドイツGPフリー走行でのテストで「予想通りの効果を得られた」としている。ロータスのレース現場部隊責任者、アラン・パーメーンは次のように話す。「まだプロトタイプ(試作)のコンセプトだが、よい兆候を示している。ドイツGPの決勝では使わない。次のハンガリーGP(29日決勝)のフリー走行で、また試してみたい」

『AS』のマヌエル・フランコ記者は、パドックのうわさとして、ロータスと同様にレッドブルが、この「ダブルDRS」を導入する次のチームになるかもしれないと伝えている。

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