フェルナンド・アロンソ「これまでのキャリアで最高の状態になっている」
フェラーリのフェルナンド・アロンソが、ホッケンハイムリンクで行われるドイツGP（22日決勝）に向けた意気込みを語った。
フェルナンド・アロンソ
「多かれ少なかれ、ここ4戦か5戦と同じになるだろうね。誰がランキングでトップに立っていても、今は重要ではない。あらゆることがすぐに変わってしまうから、それぞれのレースでのランキングは2度と同じにならないし、いつも少し入れ替わっているからね。だから、今回のレースにも僕はこれまでと同じ姿勢で挑む。自分たちの手にあるものから最大限に引き出すんだ。新パーツのテストがうまくいくといいね」
「確かに、この数戦だけでなくバーレーン（第4戦）以降はレッドブルが誰よりも速いかもしれない。バルセロナ（第5戦スペインGP）とシルバーストン（第9戦イギリスGP）ではポールを逃したけど、それ以外はレッドブル勢がポールを獲得した。だから、パフォーマンス面では、確実に彼らが少し抜け出しているし、僕たちも追いつかないといけない」
「F1では、毎年いいドライバーになっていくと思う。自分も成長して、ミスから学習するからね。だから、来年にはさらによくなるはずさ。でも、今シーズンが僕たちにとって、これまでいい年になっているのは事実だね」
「1コーナーではみ出して芝に乗ってスピンした、オーストラリア（開幕戦）の予選でのミスを今でも覚えている。でもこのミスを除けば、これまでに自分がやってきたことで、やり直したいと思うことは少ないよ。必ずどこかでミスはするものだから、これはいいことだし、だからこそ自分のパフォーマンスにとても満足しているんだ」
「体力面では、これまでで最高の年になっている。以前はレース中に痛みがあったんだ。脚や肩にね。でも今年は、どのレースでも100％の状態になっている。このままいけるとうれしいよ」
「僕たちはオフィスで8時間働いたりせず、起きてから4時間か5時間のトレーニングをするから、もちろんドライバーの生活はみんなとは違う。僕はこの生活を楽しんでいるけど、これまでのキャリアでも最高の状態になっているんだ」
