NEXT...F1開催スケジュール

F1第10戦ドイツGPフリー走行1回目、詳細レポート

2012年07月20日(金)19:10 pm

2012年F1第10戦ドイツGPが7月20日(金)、ホッケンハイムリンク(1周/4.574km)で開幕。現地時間10時(日本時間17時)から90分間、フリー走行1回目が行われ、ジェンソン・バトン(マクラーレン)がトップになった。

セッション開始時の天候は曇り、気温17℃、路面温度は19℃。セッション開始と同時に各車がシステムチェックを行うインストレーションチェックのためコースイン。開始から約5分で全車がコースインした。また、このころから、ぱらぱらと小雨が降り始めている。

セッション開始から約20分の時点で、トップは1分16秒595を記録しているジェンソン・バトン(マクラーレン)。ロメ・グロジャン(ロータス)が2番手、セルジオ・ペレス(ザウバー)が3番手。この段階では約半数のドライバーがタイム計測を行っているが、計測用の機器を取り付けたり、気流を確認するための塗料を塗ったりして走っているクルマも多い。小林可夢偉(ザウバー)も、計測用の機器を装着して走行している。

また、雨の量が増えており、コーナーなどでバランスを崩すクルマも出てきた。ジャン・エリック・ベルニュ(トロ・ロッソ)が積極的に周回を重ねているものの、多くのクルマがガレージへ戻っている。

開始約35分、雨は弱まり、多くのクルマが走行を再開。しかし、すぐにまたコースの一部で雨が降り始め、コースオフするクルマも出てきた。このため、ほぼ全車がガレージへ戻った。

開始約45分、セッションの半分が経過したが、雨が降っているためほとんどのクルマがガレージに。また、雨はやんでいないものの、ウィリアムズのテストドライバーであるバルテリ・ボッタス、ダニエル・リチャルド(トロ・ロッソ)、シャルル・ピック(マルシャ)が周回を重ねている。

その後、雨は弱くなって多くのクルマがコースイン。なお、この段階でもトップはバトン。2番手グロジャン、3番手ダニエル・リチャルド(トロ・ロッソ)。しかし、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が自身のタイムを更新して2番手に浮上している。

開始約60分、再び雨が強まったため、ほぼ全車がガレージへ戻った。トップは依然としてバトン。2番手はニコ・ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)、3番手アロンソになっている。また、この段階ではキミ・ライコネン(ロータス)だけがまだタイムを残していない。

開始70分過ぎ、ザウバー勢が路面の水量が少ないとき向けのインターミディエイトタイヤを装着してコースイン。セルジオ・ペレス(ザウバー)はすぐにガレージへ戻ったが、可夢偉は走り続けた。また、ダニエル・リチャルド(トロ・ロッソ)もコースへ入った。

開始約80分、セッションが残り約10分になったところで多くのクルマがコースイン。ほぼ全車がドライタイヤを装着している。そして、残り数分でボッタスがクラッシュ。ボッタスは13コーナーへのブレーキングでバランスを崩し、コースアウトしてタイヤバリアにリアからクラッシュした。

結局、セッションはバトンがトップのまま終了。小林可夢偉(ザウバー)は、1分18秒226を記録して11番手になっている。チームメートのペレスは、1分17秒413を記録して5番手になった。

【結果】F1第10戦ドイツGPフリー走行1回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
F1第10戦ドイツGPフリー走行1回目の結果

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック