マクラーレンのジェンソン・バトンは、シルバーストン・サーキットで行われたイギリスGPフリー走行1回目で、6周を周回してベストタイムは2分01秒834で17番手。フリー走行2回目では、9周を周回してベストタイムは1分57秒948で6番手になった。
ジェンソン・バトン
「今日はいくつか学んだことがある。一番よく分かったのは、シルバーストンではしょっちゅうウエットになるということと、たとえ大雨になっても、ファンはいつも大勢来てくれるっていうことだよ。でも本当に、最後に少し走ることができてうれしいよ。ファンにとっては最高の1日というわけにはいかなかったからね」
「コース上はすごくやっかいな状況だった。水のたまった場所が多くて。あの状況のなかで、ホイールが接触しそうな距離でレースしたいとは思わないよ。水たまりが見えないから、手遅れになってしまうんだ」
「今日1日通して、大きな川がサーキットのどこにできているか分かったと思う。特に大きいのが、ハンガーストレートの終わり、ストウコーナーのすぐ手前にあるんだ。時速290kmで来て、川に乗ってホイールスピンを起こす。その速度でだよ。そうなったら簡単に、クルマはコントロールを失ってしまうんだ」
「単独で走っているときは、それほど問題じゃない。慎重に行って、必要ならいつでもアクセルを離せばいい。でも、レース中にそんなことはできない。だから分かり切ったことだけれど、日曜日(8日/決勝)ではあまり水がたまらないことを祈るよ」