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F1第9戦イギリスGPフリー走行3回目、詳細レポート

2012年07月07日(土)19:38 pm

2012年F1第9戦イギリスGPが7月7日(土)、シルバーストン・サーキット(1周/5.891km)で2日目を迎え、現地時間10時(日本時間18時)から60分間にわたって行われたフリー走行3回目で、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がトップになった。

セッション開始時の天候は曇り、気温は16℃、路面温度は17℃。この週末初めてドライのセッションになったこともあり、セッション開始と同時に全車が一斉にコースイン。システム確認などを行うインストレーションラップへ向かったが、ピットへ戻らずにそのまま走行を開始するクルマも多い。

開始約10分の段階では、1分33秒733を記録したニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)がトップ。2番手はミハエル・シューマッハ(メルセデスAMG)、3番手パストール・マルドナード(ウィリアムズ)。しかし、ソフト側タイヤを装着したジェンソン・バトン(マクラーレン)がタイムを更新して2番手に浮上。また、コース上には水が残っている部分もあり、ここでスピンするクルマもいた。また、開始約15分で、コースの一部ではパラパラと雨が降り始めた。

開始約20分、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)が1分33秒084を記録してトップタイムを更新。タイヤはハード側を装着している。この段階での2番手はフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、3番手ロズベルグ。また、シャルル・ピック(マルシャ)がワース脇にストップ。ピックは、エンジンが止まったとチームへ報告していた。これにより、セッションは赤旗中断となった。

開始約30分からセッションが再開すると、バトンがトップタイムを更新。バトンのタイムは1分32秒851、タイヤはソフト側を装着している。しかしその直後、ハミルトンが1分32秒728を記録してトップへ。ハミルトンもソフト側のタイヤで走行している。また、雨はもう降っておらず雲の切れ間から太陽が顔をのぞかせることも多くなった。

開始約40分、ロメ・グロジャン(ロータス)がハード側のタイヤで1分32秒471を記録してトップに立った直後、アロンソがソフト側のタイヤでさらにトップタイムを更新。アロンソのタイムは1分32秒167だった。

開始約50分、ソフト側のタイヤ装着したハミルトンが第1セクターで全体のベストタイム、第2セクターで自己ベストタイムを記録したものの、第3セクターで遅れてしまい、タイムは3番手に。しかし、その後ろから小林可夢偉(ザウバー)がセクター1で全体のベストタイムを更新。可夢偉は第2セクターで自己ベストを記録したが、最終コーナーでスピンしてしまった。

その後、誰もアロンソのタイムを上回ることはできず、アロンソがトップのままセッション終了。小林可夢偉(ザウバー)は、1分33秒046を記録して9番手。チームメートのセルジオ・ペレスは1分32秒940を記録して8番手になった。

【結果】F1第9戦イギリスGPフリー走行3回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
F1第9戦イギリスGPフリー走行3回目の結果

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