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F1のボス「F1に汚職は存在しない」

2012年07月03日(火)10:06 am

F1の最高権威バーニー・エクレストンは、ゲルハルト・グリブコウスキーの贈収賄事件によって窮地に追いやられているが、一貫して被害者であるとの姿勢を崩していない。

81歳になるエクレストンは、有罪判決を受けた元銀行家のグリブコウスキーによる贈収賄の申し立ては「間違っている」ときっぱり否定した。

「でっちあげ」とするエクレストンのコメントをドイツの情報紙『Focus(フォーカス)』が伝えている。

「裁判所は職務をまっとうしたが、彼(グリブコウスキー)は嘘をついている」とエクレストンは主張する。

億万長者のグリブコウスキーにお金を払ったのは、イギリスでの税金問題で脅されていたからだ、とエクレストンは繰り返し語っている。

また、「私はビジネスマンだから、好機、リスク、そしてわずらわしいことを常に品定めしている」と付け加えた。

汚職事件に関わったかもしれない、とF1界の一部の関係者がビクビクしているといったうわさもある。そんな中、エレストンは自身がF1の最高権威を解任されてもそれは単に逆効果になるだけであると言う。

「40年以上、パートナーたちはわたしを信頼してきた。F1に汚職なんて存在しない」とエクレストンは断言する。

また、グリブコウスキー事件がマイナスのイメージを及ぼしたことは認めつつも、汚職スキャンダルとF1株式公開が遅れたことの関連性は否定した。

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