NEXT...F1開催スケジュール

セバスチャン・ベッテル、トーク番組で失言?

2012年06月14日(木)0:51 am

現F1王者セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が、アメリカの人気トーク番組に出演。記者会見でも軽妙な受け答えで場を沸かせるベッテルだが、ちょっとした不注意により、周囲が冷や汗をかく展開となった。

ベッテルが出演した番組『レイトショー』のホストを務めるデビッド・レターマンは、アメリカの人気レースカテゴリであるインディカーの聖地インディアナポリスに生まれた、生粋のモーターレースファンだ。インディカーチームの共同オーナーでもあるレターマンがF1の加速装置、DRS(可変リアウイング/空気抵抗低減システム)についてベッテルの意見を求めた。

決勝では前車とのタイム差が1秒以内の時、DRSゾーンと呼ばれる指定区間のみで使用できるDRSは、リアウイングの角度を変えて空気を流すことでクルマの速度が上がり、今季の追い抜き増加に一役買っている。このシステムについてベッテルが「複雑だね」と答えると、レターマンは、サーキットごとに設定されるDRSゾーンとシステムの使い方について尋ねた。

すると「ますます複雑だね」と笑顔を見せたベッテルが 、「みんな、あなたが一体なんの話をしてるのか、全然わかってないよ」と答える際、Fワードと呼ばれる放送禁止用語を交えてしまったのだ。

自分のミスに気づいたベッテルは「ごめん」と笑って口元を手で隠したが、時すでに遅し。あまりにはっきりとその言葉を発したため、番組側は電子音で発言を消すだけでなく、ベッテルの口にボカシを入れて放送しなくてはならなかった。

さらにその後、ベッテルはもう一度同じミスをしてしまう。2013年から市街地レースを開催予定のニュージャージー市街地コースで、チームスポンサーのインフィニティに乗ってデモ走行をしたベッテルに、番組ホストのレターマンがその感触を確認した時だ。

「すごく速そうなレイアウトだ。タマが縮み上がっちゃうくらいにね」

満面の笑みでそう言いながら自分のジーンズを指さしたベッテルに、レターマンは「もうやめてくれ、いいね?」と言い、歯に衣(きぬ)着せぬ物言いで有名な女性司会者オプラ・ウィンフリーを引き合いに出して言った。

「本当に 、オプラが番組をやってなくてよかったよ…」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック