スペイン国内でのF1隔年開催をめぐる話し合いが合意にたどり着いた。
スペインのスポーツ紙『Marca(マルカ)』と『Diario Sport( ディアリオ・スポルト)』によると、バルセロナとバレンシアの両F1開催地の運営者、およびF1の開催を支援している行政府が、スペインでのF1開催は年に1戦のみにするべきだという意見に合意した。
カタルーニャ(現スペインGP開催地)のアルター・マスと、バレンシア(現ヨーロッパGP開催地)のアルベルト・ファブラ両代表は、2019年まで1年ごとの交互開催を継続させるという方向で意見が一致した。
だが、これからはF1の最高権威者であるバーニー・エクレストンの「承認」を待つことになる。もっとも、エクレストンは以前、厳しい経済状況下にあるスペインにとって、交互開催の計画が最良の策であると語っていた。
『Marca(マルカ)』は、バルセロナで2013年、2015年、2017年、2019年に、そしてバレンシアの公道コースは2014年、2016年、2018年にF1スペインGPをそれぞれ開催する予定であると報じている。
もしバルセロナが同じ年にF1を開催しないのであれば、現在ヨーロッパGPの名称で行われているバレンシアでのレースもスペインGPとして開催されることになるようだ。