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マーク・ウェバー「勝利のチャンスをしっかりとつかんでいた」

レッドブルのマーク・ウェバーは、モンテカルロ市街地コースで開催されたモナコGP決勝をポールポジションからスタートし今季初優勝を果たした。

マーク・ウェバー
「信じられない日になったよ。優勝によって素晴らしい思い出ができた。今日のレースには2つの異なる側面があった。ものすごく集中しなくてはならなかった部分と、自分の位置をうまく利用しなくてはならなかった部分がね。親しい友人が今朝メッセージを送ってくれたんだ。“君がレースを支配するんだ。君が一番前にいて、レースを支配する立場にいるんだぞ”ってね。僕はその立場にいたけど、ここではあっという間にやられてしまうこともあるからね」

「ピットストップのあたりで、何度かカギとなるような場面があって面白かったよ。その時点ではセバスチャン（ベッテル／チームメート）がうまくタイヤに熱を入れていて速かったんだけど、僕はうまくタイヤを扱えていなかった。でも、彼がピットインしてからは、またニコ（ロズベルグ／メルセデスAMG）に注意を向けることに立ち戻ることができて、あとはレースが終わるまでリア（タイヤ）をいたわることを心がけたよ」

「そうしたら雨が降り出したんだ。このコースで雨はかなり厳しいよ。でも、僕たちは落ち着いていて、経験もあったし、ピットでの素晴らしいチームワークもあった。今日のレースはものすごく大変だったけれど、また優勝することができた。今日は勝利のチャンスをしっかりとつかんでいたし、それを失うようなことはなかったよ」