レッドブルのセバスチャン・ベッテルは、モンテカルロ市街地コースで開催されたモナコGP決勝を9番手からスタートし、4位になった。
セバスチャン・ベッテル
「今日は表彰台に上れたらよかったんだけどね。スピードはあったと思う。でも、結局僕たちは先頭集団のドライバーたちと同じ戦略をとっていたから、それが生かせなかったんだ」
「かなりの距離を走ったタイヤで走り続けるのはとても難しかった。でもいいラップを刻むことができたし、8秒くらいは詰めることができたから、よかったよ。それからは集団につかえてしまったんだ。モナコでは追い抜くのは難しいからね。去年の僕がそうだったように、今年はマーク(ウェバー/チームメート)が追い抜きを許さなかったね」
「先頭集団のドライバーのうち、何人かは2回タイヤを交換せざるを得なくなることを期待していたよ。でも残念なことに、キミ(ライコネン/ロータス)が僕の後ろでかなり大きく離されてしまっていたから、先頭集団のドライバーたちは最初のピットストップのあとでほかのクルマにじゃまされることなく走ることができていたんだ。それが彼らに味方して、僕にとってはさらに難しいレースになってしまった。でも、9番手からスタートしたことや、ここでは追い抜きが難しいことを考えれば、5つも順位を上げることができたので、いい1日だったよ」
「もちろん、マークがここで優勝できたのはよかった。チームにとっても3年連続でモナコでの勝利だからね。素晴らしいよ」