フェラーリのフェリペ・マッサは、バルセロナのカタルーニャ・サーキットで行われたスペインGPフリー走行3回目で、16周を周回してベストタイムは1分24秒179で11番手。予選では、1分23秒444で17番手になった。
フェリペ・マッサ
「予選がここまで接戦になると、前をふさがれることなく、うまくまとめることが不可欠だ。でもそのチャンスがなかった。Q2で2回目のアタック中に、少なくとも7、8台は、計測ラップに向けてタイヤを準備しているクルマに出くわしたんだ。間違いなくそこでのタイムロスが高くついたよ」
「決勝で17番手スタートは本当に残念だ。クルマのパフォーマンスが一歩前進したところを見せていただけにね。フェルナンド(アロンソ/チームメート/3番手)の結果にそれが表れているよ。F2012(2012年型車)に導入した新しい空力パーツは、うまく機能しているようだ。空力的なダウンフォースが少し増えて、ドラッグ(空気抵抗)が少し減った。でも、まだやるべきことがたくさんあるとよく分かっているよ」
「明日は、これだけタイヤに厳しいコースだから、戦略が鍵になるだろうね。ポイント圏内(トップ10)に入れることを祈ろう」